虫歯で歯が痛くなる3つの原因と5つの対処法

虫歯 痛い

歯の痛みは、多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。

歯の痛みの大半は虫歯が原因ですが、それだけではありません。また、日中に痛くなる時もあれば、深夜に酷くなる場合もあります。

この記事では、虫歯で歯が痛くなる原因と対処法を紹介します。

歯の痛みに苦しんでいる方はもちろん、虫歯があるため事前に対処法を知りたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

虫歯で歯が痛くなる3つの原因

虫歯 痛い

虫歯で歯が痛くなる理由を知るためには、まず歯の構造を理解することが大切です。

エナメル質歯の表面を覆っている部分で、歯を保護する役割をもっていて、過剰な利用や過度の歯磨きにより徐々に薄くなっていく場合があります。
象牙質エナメル質の奥にある歯の中心部分で、エナメル質よりも柔軟性があり、刺激に対して非常に敏感です。
神経象牙質の下にある部分で、歯に対して痛みや熱などの感覚を伝える役割を担っています。

歯は表面のエナメル質によって保護され、その奥に象牙質、さらにその奥に神経が存在しています。

ここからは、虫歯で歯が痛む3つの原因を詳しく解説していきます。

知覚過敏による痛み

知覚過敏による痛みは、エナメル質が傷つき象牙質が露出し、刺激を感じることによって引き起こされます。

上記で説明した通り、象牙質は刺激に対して非常に敏感なことから、触れたときの刺激・冷たさ・風などを感じることで痛みが生まれます。

象牙質はエナメル質によってこのような刺激から保護されているため、普段の飲食によって痛みを感じることはありません。

虫歯により歯に穴が開くことで象牙質が刺激をうける症状を知覚過敏といいます。

神経の炎症による痛み

神経の炎症による痛みは、知覚過敏と比較して下記のような違いがあります。

  • 刺激を与えていないのに常に歯が痛む
  • 痛み止めを飲んでも解消されない激痛

知覚過敏による痛みと比べて、さらに虫歯が進行すると神経に炎症を引き起こし激痛を引き起こします。

上記の痛みに当てはまるようであれば、相当虫歯が進行していると考えられるため、すぐに歯医者で治療することをおすすめします。

虫歯が重症化した痛み

神経まで虫歯が進行することで激痛を感じるようになりますが、さらに進行して重症化した場合は、意外にも痛みを一切感じなくなります。

理由としては、虫歯の進行により神経が死んでしまっている可能性があり、感覚を伝える神経を失ってしまったことで痛みを感じなくなるのです。

神経を失えば歯に栄養が供給されなくなり、歯の変色や弱体化が引き起こされます。

ここまで進行すれば視覚的にも確認ができる場合があるため、さらなる虫歯の進行を食い止めるためにも、すぐに歯医者で治療を行う必要があります。

虫歯以外で歯が痛む原因

虫歯 痛い

歯が痛む原因は、必ずしも虫歯が原因であるとは限りません。ここでは、虫歯以外の痛みを引き起こす原因を詳しく解説します。

歯そのものが痛む

虫歯ではないのに歯が痛む原因として、歯そのものが原因で痛みを引き起こす場合があります。例として、歯を強く打ち付けた時に発症する歯髄炎が考えられます。

歯髄炎とは、歯髄のなかに細菌が侵入したり、過度な刺激が伝わることで歯髄が炎症を起こす症状です。

また、歯を打ち付けた際に象牙質が口腔内に露出することで、痛みが生まれる場合もあります。

歯茎が痛む

歯が痛いと感じても、痛みの原因が歯茎にある場合があります。

理由としては、体調不良や過度のストレスが関係していることが多く、血液の流れが悪くなったり感染によって炎症を起こしている可能性も否めません。

また、歯周病により歯茎に鈍痛が生まれる場合もあります。

夜間に歯が痛む原因

虫歯 痛い

日中には感じなかった歯の痛みが、夜間になり急激に発症したという経験がある方は多いのではないでしょうか。

ここからは、夜間になると歯が痛む原因を解説します。

横になることで頭の血流量が増える

横になると頭の血流量が増えるため、歯が痛みやすくなります。

活発に動いている日中は重力により血液が下へと流れていきますが、夜になると寝転がってテレビを見たり眠るため、横になる機会が増えます。

横になると、血液が頭部へ流れ込み血管が膨張し、近くにある神経が圧迫されるため、それまで隠れていた痛みが引き起こされやすくなります。

入浴で全身の血流が良くなる

人の身体は、自律神経と関わりが深い交感神経と副交感神経が働き、血液や体温などをコントロールしています。

特に入浴の際はリラックスした時間となり、副交感神経が優位になることで血液が膨張して血流が促進されます。

そのため、血管によって歯の神経が圧迫され痛みを引き起こす原因となります。

歯が痛い時の5つの対処法

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虫歯により歯が痛む場合は、何よりも歯医者に行くことが痛みを和らげる一番の近道です。

しかし、歯の痛みはこちらの都合とは無関係に起こるもの。歯医者に行こうにも行けないタイミングで歯が痛むことも珍しくありません。

そんな時は、下記の応急処置で痛みを軽減させることができます。しかし、治療としての効果はないため、あくまでも一時的な方法であることを理解しておきましょう。

患部を冷やす

歯の痛みは、氷やそれに代わるものを頬の外から当てて冷やすことで落ち着きます。

冷やすといっても、歯に直接氷を当てるようなことはしてはいけません。虫歯を原因とする場合には、患部を過剰に冷やすことにより痛みが増すため注意してください。

痛み止めを使用する

効果の欄に歯痛と明記されている鎮痛剤は、歯医者から処方される薬はもちろん、市販の鎮痛剤でも痛みを和らげることができます。

ただし、痛み止めには即効性はないため、頭痛や腹痛時と同様に効果があらわれるまで少し時間がかかります。

また、眠ること・食べることで体力を温存することも大切です。

患部の周囲をマッサージする

痛みの原因にもよりますが、顎の周り・頭の両側・首の横の筋肉のマッサージを数分間行うことにより、多少の痛みは改善することができます。

しかし、マッサージをやりすぎると患部を刺激してしまい、痛みがより一層強くなる場合もあるため、適度に行うことが大切です。

虫歯の穴に正露丸を詰める

歯科医師が治療の際に正露丸を積極的に用いることはありませんが、応急処置として用いるのであれば問題ありません。

正露丸には歯の痛みを抑える成分が含まれており、虫歯の穴に詰めることで症状の改善が見込めます。

炎症を起こしている患部に直接作用させることから、痛み止めよりも即効性は高いです。

しかし、こちらの方法はあくまでも応急処置のため、虫歯が根本的に治るわけではないという点に注意してください。

痛み止めのツボを押す

体には、歯の痛みを緩和させるツボが存在します。

歯の痛みがひどい場合には、下記に紹介するツボを押して刺激することで痛みが緩和される場合があります。

左右どちらかという決まりはないため、痛みがひどい場合は両手それぞれを刺激してみてください。

合谷歯の痛みにもっとも効果があるツボです。手の甲の、親指と人差し指の付け根にやわらかい筋肉があり、その筋肉の手首側のへこんだところにあるツボを押してください。強めに押すと痛みが出てくるため、痛みがなくなるまでよくもみほぐして下さい。
下関奥歯が痛むときには下関のツボが有効です。下関は耳の前(指2本手前)にあり、頬骨の下で口を開けた時にくぼみが出来るところです。このツボは三叉神経痛や目の疲れにも効果があります。
頬車上顎が痛むときには下関のツボが有効です。頬車の場所は、エラ付近の食いしばった時に皮膚が盛り上がる部分です。頬車は小顔効果やアゴのずれにも効果があります。
歯痛点手のひらの中指と薬指、足裏の親指と人差し指の付け根から1~2センチかかと側に移動したところにあるツボです。押し方はやや強めで少し長めに押します。虫歯や歯槽膿漏に効くと言われています。
商陽下の歯と歯茎が痛むときには商陽のツボが有効です。人差し指の爪の付け根の親指の側にあり、適度に押したり離したりを繰り返すと効果的です。 また、人差し指の爪を反対の手の親指と人差し指ではさんで揉むことも効果が期待できます。

まとめ

今回の記事では、虫歯で歯が痛くなる3つの原因と、虫歯以外で歯が痛くなる原因、それに伴った対処法を詳しく解説しました。

歯が痛くなる原因としては、虫歯以外にも体調不良など、さまざまな要因があります。痛みの早期緩和、事前の虫歯予防のためにも、定期的な検診をおすすめします。

『平山歯科医院』では、祖師ヶ谷大蔵で25年間培ってきた技術をもとに、虫歯の治療やその後のアフターフォローにも力を入れております。

経験豊富なスタッフが丁寧にカウンセリングを行い、お悩みの改善に向けて全力でサポートします。

虫歯の治療や歯の痛みに関する悩みがある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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